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POP I/O.

記録と記憶、たまにアウトプット。48と46。

今年もNMB48が選抜総選挙で一人負けしてしまう件について。

選抜総選挙 48系列 駄話・感想

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今年もやってきてしまいました「AKB48選抜総選挙」の季節。もう8回目ですか。すごいですね。

そんな総選挙ですが、AKB48メンバーやファンにとっては個人戦でも、姉妹グループとしてはなかなか割り切って考えにくい部分もあるのが実際のところだと思うのです。

NMB48でいえば、昨年の速報結果を受け、そのあまりの惨状に山本彩が涙を流したこともいまだ記憶に新しいです。彼女が報われ、肩の荷が少しでも軽くなることを願わんばかりです。

しかし……本題になりますがどうもNMB48は今年も一人負けしそうです。

以下、まずは現状確認から。

現状確認

昨年度ランカーのうち今年も参加はわずか9名。

総選挙には全80議席が用意されています。NMB48は昨年14名がランクインを果たしました。すでに今年の立候補受付は締め切られ、参加メンバーは確定済み。辞退や卒業などあり、昨年度から最終的に5議席減となりました。よって残るは9議席。保有議席数一桁の状態で総選挙に挑むわけであります。

選抜

  • 6位 山本彩(97,866票)
  • 12位 渡辺美優紀(55,715票)

アンダーガールズ

  • 該当メンバーなし

ネクストガールズ

  • 34位 白間美瑠(21,577票)
  • 35位 藤江れいな(21,388票)
  • 36位 上西恵(21,135票)
  • 40位 矢倉楓子(20,354票)

フューチャーガールズ

  • 54位 小谷里歩(17,132票)
  • 56位 梅田彩佳(17,019票)
  • 58位 渋谷凪咲(16,386票)
  • 59位 加藤夕夏(15,729票)
  • 60位 薮下柊(15,666票)
  • 64位 吉田朱里(14,933票)

アップカミングガールズ

  • 74位 谷川愛梨(13,744票)
  • 79位 市川美織(13,165票)

渡辺美優紀辞退により、選抜には山本彩のみに。多くの有力メンバーも不参加

改めて確認していきます。

渡辺美優紀

まず昨年12位の渡辺美優紀が辞退。暫定的な選抜は山本彩(6位)ひとりとなっています。

彼女に加えてAKB48から高橋みなみ、SKE48から宮澤佐江、松村香織、柴田阿弥の不参加が確定しているため、選抜には計5枠空いていて、追加立候補となった『にゃんにゃん仮面(小嶋陽菜)』を考慮すれば実質4枠ですね。

当然、選抜ボーダーにいる多くのメンバーがそこを狙ってくるわけですが、NMB48の場合、山本より下は7位〜33位までゴッソリ空洞になっています。なおこちらの現状、アンダーガールズ(17〜32位)は『該当メンバーなし』とあるように、卒業や辞退によるものではなく、単に昨年、唯の1人も到達できていないことに端を発するものです。

NMB48でもっとも選抜に手の届きそうなメンバーは何処に?というと、34位にようやく白間美瑠の名。あれほど推されてきた白間であってもこの位置、というのは厳しい。

このあたりが、NMB48の一人負け状態と言われる所以です。

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上西恵、小谷里歩、梅田彩佳、谷川愛梨

次に、上西恵、小谷里歩、梅田彩佳、谷川愛梨について。

昨年の小谷や上西の奮闘は中堅(年齢、キャリア、序列的に)の星という感じで、谷川もようやくここまできたかというランクインでした。グループとして結果はふるわなかったものの、一定の余力を見せることができました。しかしいずれのメンバーも今年は参加しません。

なるほど、若い「エース格」以外の有力メンバーがごっそり抜けてしまっています。エース格というと、これは所謂「推され」のメンバーといってもいいでしょう。つまり、活躍機会が多く与えられており、何かと優先されるメンバーです。白間、矢倉、薮下、渋谷がそれにあたります。いずれもランクインを果たしているものの、「エース格」「推され」といった立場のメンバーにとってそれは最低ラインの必須条件に過ぎません。

『そうではない方』のメンバーが幾人もランクインすることで、グループの層の厚さを印象付けることができるというものですが、このクラスがごっそり消えてしまっていることは憂うべき点です。

とどのつまり現状は、人数、順位的な不安要素に加え、グループの『余力』『層の厚さ』を体現していたメンバーをも欠いた状態といえます。

埋め合わせできるメンバーは

しかしそうはいっても、です。

現状議席数一桁だろうと、1〜33位に山本ひとりであろうと、離脱したメンバーがいようと、その分を埋め合わせるか、いた頃以上に勢い付けるようなメンバーがいれば外野を黙らせられるというものではありませんか。

どっこいこれも雲行きがあやしい。率直に、人材が足りてないんじゃないか?と。

白間美瑠、矢倉楓子、薮下柊、渋谷凪咲…エース格メンバーの飛躍の可能性は

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エース格がドカンとインパクトを残せたら印象も大きく変わりますが、過去の実績をみるとやや望み薄です。

白間美瑠
  • 第7回最終順位:34位(21,577票)
  • 第7回速報順位:圏外
  • 第6回最終順位:43位(17,745票)
  • 第5回最終順位:圏外

白間美瑠は、今年選抜を目標に掲げてるはずですよね。でも、どうでしょう。当然他グループの有力メンバーもここを目指しています。

競合相手は

  • 峯岸みなみ、高橋朱里、岡田奈々、向井地美音
  • 須田亜香里、古畑奈和、谷真理佳
  • 兒玉遥、朝長美桜

といった面々ですか。

各メンバーの過去データを掲載すると長くなるので、詳しくはこちらの記事もどうぞよろしくお願いします⇒あの子の現在地はどこだ 第8回AKB48選抜総選挙 開票前繰り上げ暫定順位を確認しよう - not girlfriend/boyfriend.

彼女はNMB48にしてはボチボチの順位……というか現時点で山本に次ぐ2番手ですが、比較対象を他グループまで拡げ、白間と上記メンバーの順位、そこに至るまでの露出量を照らし合わせて考慮してみると、劣等生として位置付けられます。

昨年は最終で34位、速報は圏外でした。それをファンの無策や怠惰ととるかポテンシャルととるか、それに関して長々とは書きません。ですがオリメン(1期生)でありシングルセンター経験者、そしてグループの未来を担おうという立場、さらにはその担い手の中で最も推されているメンバーとしては、落第と言っていいでしょう。

今年同じ過ちはないでしょうし、危機感がある分、順位は間違いなく上がりますが、上記の子らを退け16位以内というのは、選挙に弱いNMB48としては至難のわざです。

矢倉楓子
  • 第7回最終順位:40位(20,354票)
  • 第7回速報順位:62位(4,565票)
  • 第6回最終順位:41位(18,596票)
  • 第5回最終順位:44位(16,281票)

矢倉楓子は、白間とともに次世代ツートップとして推されてきたメンバーで、同じくセンター経験者ですが、総選挙では何年も結果が出ず、40位の壁の前で立ち往生しています。改めて振り返ると驚きですね。彼女ほどチャンスが与えられながらこの順位で何年もまごまごしている例は、どのグループ見渡しても類を見ません。

反面、上位ランカーが抜けた今年はそろそろアンダーガールズ入りが期待できるかもしれません。客観的事実に基づく予測としては大いにアリでしょう。

しかし仮に矢倉がそこまで踏み込めたとしても、選抜に山本1名、アンダーガールズに白間と矢倉のわずか2名。藤江がきても3名。これが関の山。NMB48の問題はそこなんです。


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白間美瑠・矢倉楓子の次世代ツートップを見てみましたが、やはり厳しい状況ですね。キツい言い方ですが、他グループならとうに失敗例としてハシゴを降ろされているふたりが、NMB48の未来の担い手、次世代ツートップとして期待を背負っている状態であることが分かりました。

渋谷凪咲
  • 第7回最終順位:58位(16,386票)
  • 第7回速報順位:75位(3,906票)
  • 第6回最終順位:圏外
  • 第5回最終順位:圏外

渋谷凪咲は、昨年が初ランクインで、まだまだポテンシャルは未知数。ただ初ランクインの順位が58位というのはエース格としては若干不安が残ります。

薮下柊
  • 第7回最終順位:60位(15,666票)
  • 第7回速報順位:63位(4,540票)
  • 第6回最終順位:59位(14,119票)
  • 第5回最終順位:49位(14,745票)

薮下柊は、毎年ランクダウン。現状では結果を出せなかったエースという立ち位置ですが、やや苦しい時期を経て、ユニット『虫かご』メンバーに選出。ここから巻き返しをという段階へ。ただやはり過去実績をみて今年の飛躍を期待するのは難しいです。今年結果が出て、そこからようやく再スタートと言いますか、期待を背負わせられるのかなと。


エース格を4名見てきました。

本来なら軒並みアンダーガールズにいてもいい面々、いて然るべき面々が、蚊帳の外でまごついているのが現状です。

伸びしろのない中堅…藤江れいな、吉田朱里、市川美織

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伸びしろがないってのはどういうこっちゃ、というとですね、これも過去の総選挙結果を見ていくと明々白々なんですね。

藤江れいな
  • 第7回最終順位:35位(21,388票)
  • 第7回速報順位:圏外
  • 第6回最終順位:33位(20,956票)
  • 第5回最終順位:32位(21,324票)

藤江れいなは、毎年得票数、順位ともに際立って安定していますね。素晴らしいことだと思います。ただ逆に言えば、壁を超えられないでいるとも言えます。安定した実績は伸びしろのなさを裏打ちしています。

また彼女はAKB48 4期の古参であり、加えてこれは私見ではありますが、特段存在感があるメンバーではないので、仮に少しばかり順位が上がろうと新風を吹かせることは難しいです。

吉田朱里
  • 第7回最終順位:64位(14,933票)
  • 第7回速報順位:圏外
  • 第6回最終順位:72位(10,982票)
  • 第5回最終順位:50位(14,684票)

吉田朱里は、前々回から約4,000票増。「見た目と違って熱血」キャラのアピールが功を奏したか、過去のスキャンダルや太ヲタの推し変からの復活の兆しを見せました。ところが総選挙後、再度スキャンダルが発覚。現在は一転して男性ファンを切り捨て、「女子ウケ」に絞った活動方針を打ち出しています。これで活躍を期待するのは難しいでしょう。今年も残留できるか、いよいよ圏外か、という切り口でしか語れない存在です。

市川美織
  • 第7回最終順位:79位(13,165票)
  • 第7回速報順位:圏外
  • 第6回最終順位:53位(15,045票)
  • 第5回最終順位:57位(12,616票)

市川美織は、毎年ランクインし続けている点は素晴らしいですが、昨年は速報圏外、最終で79位。得票数もおよそ2,000票減と、かろうじて圏内に送り込めたにすぎません。

今年は卒業・辞退で21枠が空いたとはいえ、ファンとしては圏内死守以上のことは期待してくれるなというのが実際でしょう。


中堅クラス3名を見てきました。

藤江れいな、吉田朱里、市川美織。この3名に期待はできません。

須藤凜々花、太田夢莉…片手で足りるランクイン候補

今のNMB48に新たなランクインが期待できるメンバーはどれくらいいるかも考えるべきでしょう。

若い世代では須藤凜々花、太田夢莉に期待できそうですかね。どうでしょう。

須藤凜々花

須藤凜々花は、昨年シングル『ドリアン少年』で単独センターを務めたメンバー(開票イベント直前に発表)。多くのチャンスを与えられてきましたが結果は圏外。

とはいえ、彼女の加入したドラフト1期の同期は惣田紗莉渚(SKE48)のみがランクインできた点を考慮すべきでしょう。48グループファンであればご存知の通り、SKE48は他グループとは気質が異なるので、これを基準値にすると判断を見誤ります。

同期ですと例えば川本紗矢(AKB48)がランクインしていたら「出遅れた」と考えていいでしょうが、なにしろ惣田以外おしなべて圏外ですので、昨年は結果を求める時期として尚早だったのでしょう。結果を残した・残せなかったの判断材料にするのは早計かなと。

4月末発売のシングル『甘噛み姫(Type-A)』のジャケットでは山本とツーショット。圏外の影響はなく、変わらず期待値の高さが窺い知れます。

ただし前回の圏外から一年を経た今年は、もう明確な数字が求められる時期。それはファンもよほど鈍くなければ理解しているはずなので、ランクインは期待してもよさそうです。

ただ気掛かりなのは、『ドリアン少年』センターをピークに、彼女に対する世間(orドルヲタ)の関心度の低下がとまらない点です。

以下はGoogle Trendを使って、須藤と彼女の一つ上の先輩である渋谷を、ドラフト会議のあった2013年11月〜直近の2016年4月までの期間でチェックしてみたものです。

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Google Trendというのは、かいつまんで言えば関心度グラフです。

もちろん関心度は総選挙順位に直結しません。ですがご覧の通り、『ドリアン少年』初お披露目となった昨年6月、そして発売月の7月のブレイクポイントをピークに、下降の一途。渋谷のように一定の基準で安定することもなく……。

この一年確信的に打ち出した指原イズム、低俗な炎上芸人路線での活動がどんな結果をもたらすか、心配性の自分は少し不安が残ります。

太田夢莉

太田夢莉は、Documentary of NMB48の主題歌『道頓堀よ、泣かせてくれ!』の選抜8名のひとりに抜擢、最新シングル『甘噛み姫』では須藤とともにチームN曲ダブルセンターを務め、さらに収録曲『虹の作り方』では単独センターなどなど、まさに破竹の勢い、いまグループがもっとも期待を寄せて推している若手新進気鋭のメンバーです。

当然ファンはそれらに見合う数字を提示したいはずでしょうし、3期というキャリア的にも、今年は何がなんでもという熱量があると予想できます。

ほかのランクイン候補はどうでしょうか。NMB48の総選挙の弱さを踏まえた上で挙げるなら、昨年の速報ランカーである沖田彩華(1期)、選抜後列クラスの村瀬紗英(2期)が来るか?というところでしょうか。あとはイレギュラーでひとりふたりくれば、、という感じ。

候補として挙げられるメンバー自体が少なく、やや心許なさを覚えます。

渡辺美優紀の辞退は好要素になるか

『渡辺美優紀の辞退』は憂慮すべきトピックである反面、場合によっては好要素になり得ます。

昨年松井玲奈の辞退があったSKE48はかわりに多くのメンバーが票数を伸ばしました。そのすべてが玲奈票だとは言わないですが、玲奈推し且つ箱推しでもあった層が他に流した票は少なからずあったのでしょう。

玲奈推しが長らく苦い思いをさせられてきた松井珠理奈の票がさほど伸びず、より親交のあった高柳明音や大矢真那が大きく伸ばす傾向にあったのも、玲奈票が流れたのではないかという予測を裏打ちします。※もちろん予測の域を出ませんが

これをNMB48に置き換えると、例えば現状選抜にもっとも近いのが白間ですから、先んじてソコにいた渡辺推しから託される形で票が流れ思わぬ躍進をみせる可能性もゼロではないと個人的には思ってます。

おわりに……まとめ的な

もっと他グループとの比較をすべきかもしれませんが、目がシパシパしてきたのでこの辺で締めさせてください。

例えばHKT48は、選抜に3人目あるいは4人目の席を確保するかもしれませんね。AKB48は、期待のルーキーが客観的に見てもっとも多いです。選抜が射程距離内にあるメンバーも揃っています。アンダーガールズの多くの席をAKB48が確保するでしょう。SKE48メンバーの順位は意味を持ちませんが、今年も大量ランクインしてくるでしょう。NGT48は、ひとりふたりランクインすればそれで十分アピールができます。

NMB48はというと、選抜に1人、アンダーガールズに2人か3人。総獲得議席数は良くて横ばい。

NMB48は今年も一人負けしてしまうのではなかろーかと思い、つらつらと書いてみましたが、やはり現状は他グループに数歩先を行かれていると見ていいと思います。

「大量に投票しなくちゃ死ぬ病」かってくらい誰でも彼でもブチ込む一部の方々にぼくは懐疑的ですが、NMB48の場合は、逆に極端に弱いことでグループを失速させているように思うので、非常に惜しい。

今年はグループにとってもメンバーにとっても一筋の光明が差す……そんな総選挙になることを願っております。